diary201203
3月日誌
もうすぐ新学期
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-27 (火) 21:32:03)
3月もあと少しとなりました。
必然的にもうすぐ新学期です。
さて、今年度は3学年先学習者がちょっと増えそうです。
進度一覧表に載ったからと安心せず、3学年先を目指しましょう。
成績表を徐々に新学年用に変えていきます。
やることが遅いので全員一度に変えられないかも知れません。
そこに今年度の目標を書いておきます。
もっと進みたいと思ったら遠慮なくお申し出ください。
ちょっと無理かもと思ったら、
どうして指導者がそこを目標にしたのか
質問してみてください。
話し合いによっては変更もあり得ます。
ただし、あんまり簡単に達成できそうなのは「目標」とは言いません。
単なる「予定」です。
自分が思っているところよりちょっと高いところ、
少し努力しないと届かないところを「目標」と言います。
小1でMN教材!!
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-20 (火) 12:21:37)
K子先生のブログから
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小1の生徒に謝ったK子先生です。
この日 Mちゃんは 目を放せば ぼお~としスタッフを手こずらせていた。
堪忍袋の緒が切れた恭子先生に呼ばれて席移動。
しかし 恐怖の恭子先生の席でも、鉛筆は進まない。
説明して教えた答えを、何回か写させ、
全部消して自力解答まで持って行く
いつものやり方。
それでも ぼお~としている。
切れた恭子先生「今日はあんたと二人で残業する。
この問題の答えが自分で書けるようになるまで、先生も帰らない!」
わあ~と泣き出し、鼻水と涙で顔はぐちゃぐちゃ、しゃくりあげるので息も止りそう。
泣きながらカバンを抱え 2階にいる母親のところに行こうとする。
その腕を押さえて、恭子先生
「聞きたいことがある。知らない間にぼお~となっちゃうのか?
難しいからなのか? どっちなの?」
Mちゃん「難しい」
恭子先生「解った。それなら戻るよ」
と言って、MM教材1を見せて、これは難しい? 大丈夫?」
Mちゃん「大丈夫」
教材を、MM81番台から80枚戻して交換した。
するとMちゃんは、MM1から14までの三角比を一気に仕上げた。11からは
半直線上で値を出すことをアドバイスしただけ。
だから恭子先生は謝った
「先生が悪かった。ただぼお~としていたんじゃないのに怒ってごめんね」
大きな声で怒ったので教室中の生徒が知っているので、
みんなにも解るように大きな声で言うね。
「Mちゃんは難しい問題を一生懸命頑張って偉かった。
難しいのを無理にさせた 先生が悪かった。ごめんね」
MM81番台は加法定理(2倍角の公式など)をフルに活用して
最大値最小値を求める問題だ。
丸暗記がいやなMちゃんは式が納得出来るまで鉛筆が止ったのだった。
8時教室の閉店時間に 満足げな自信に溢れた笑顔で「さようなら~~」と
大きな声で出て行く姿が可愛い(立ち直りが早すぎる私の生徒)
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MN教材は高校教材。
それを小学校1年生がやっている。
81からに80枚戻してもらって、MN1から14枚を一気にやった・・・。
同じ小学校1年生、2A教材10枚をやるのに30分かかる。
今度聞いてみよう。
「聞きたいことがある。知らない間にぼお~となっちゃうのか?
難しいからなのか? どっちなの?」
E-ペンシル電池残量ランプについて
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-16 (金) 16:44:24)
「新しい電池を入れたのに、すぐにオレンジ色のランプがつくよ。」
と言われたことがあります。
その点について、沼津事務局に問い合わせたところ、
メーカーに聞いてくれました。
●新品のアルカリ電池を入れても最初からオレンジランプになってしまう
新品の電池(ビニールにくるまれている状態)であっても、
製造から日時が経っていると徐々に自然放電をしてしまっている。
そのため、最初からオレンジになるケースはある。
●色が変わる目安は?
完全に満タン状態のアルカリ電池なら約7時間使用可。
緑ランプで最初の2時間
オレンジに変わって2時間
赤に変わって残量0になるまでに3時間
ということだそうです。
オレンジランプになってからでも5時間は使用可能ということですね。
だいたい一日10~15分程度の使用ですから、
20~30日は使えるということです。
赤ランプがついても、「電池を交換してください。」
というメッセージが流れるまでは充分使用できます。
英語は毎日聞くことによってのみ
英語耳を作ることができます。
そして自分の声で読むことによってそれを確認できます。
毎日の学習、英語に関しては最も重要なことです!!
朝日新聞天声人語より
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-14 (水) 11:43:29)
そろばんや九九のおかげで日本人は暮らしの中で算術に親しんできた。
誰が解いても答えは一つ、筋道がひらめけば攻めるのみ。
そんな「潔さ」にひかれた一人として、
学生の数学力の評判を聞くたびに寂しくなる。
日本数学会が48大学の学生約6千人に
小学校6年から高校1年までの問題を解いてもらった。
多くは新入生で、それほど昔に学んだことではない。しかし結果は寂しかった。
たとえば<偶数と奇数を足すと奇数になるのはなぜか>
中2で勉強したはずがまあまあ論理的に説明できたのは34%だった。
<2次関数の放物線の特徴を述べよ>では、
「曲がった感じのやつ」と言う感想のような解答もあった。
数学なんて社会で役立たない、と思うのは気休めである。
微積分の出番こそ少ないが、確率や集合のセンスはビジネスにも必要だ。
統計を装った情報操作や、数字の手品にだまされないためにも、
この科目は味方にしておきたい。
数学嫌いの皆さん、論理的に考える習慣は、人生をより豊かにしてくれるはず。
数が苦より数楽だと、きょう「円周率の日」に再考されてはどうだろう。
仲直りに遅すぎることはない。
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う~ん、大学生の学力不足を憂える記事が出るたびに
高校授業料無償化や大学志望者全入という事態が
これを引き起こしてるんじゃないか、という気もするんですね。
ちょっと前まではほんとに勉強したい人が大学に行ったものです。
でも今は高校でさえ、そんなに勉強したくなくても
「まあ一応行っとくか、授業料タダだし。」
ということになって、高校の先生も九九ができない高校生なんかが入ってきて
授業の進み方にたいへん苦労なさっている、とも聞きます。
今時中卒で就職なんてのもかなり少なくなっています。
でも、高校へ行っても付いていけなくなって、
ドロップアウト、というもの結構聞きます。
一番多感な時期、良い友人もたくさんできる、将来の構想も見えてくる
そんな時期を自信を持って過ごさせてあげたいと思います。
ついでに言えば「数学」はただ単に計算や文章題をやるためのものではないのです。
数学的な思考回路を作るためのもなのです。
すごい言葉
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-09 (金) 18:05:27)
同業の公文指導者のブログを拝見していましたら
すごい言葉が出てました。
(すみません、K子先生、またいただいてしまいました。)
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我が子のやる気なんか待っていたら、
待ちぼうけ待ちぼうけで あの世行きです。
ですから私は子どものやる気なんか信じていません。
K子先生は「出来る子がやる気をだすのだ。
数学は高校教材に入り数学の面白さを知った子が
初めてほんもののやる気を出すのだ。
だから それまでは無理にでも出来るようにさせる。」
とおっしゃいました。
その無理のさせかたが無理ではないところが名人のようです。
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ほんと、「子どものやる気が出るのを待ちます。」
なんておっしゃった母さん。
待ちぼうけにならないことを祈ります。
やる気を出させるようにしなくてはいけないのです。
待っていてはいけません。
算数と国語、どっちを先にやったらいいですか?
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-08 (木) 21:09:08)
幼児さんの入会希望の時、ときどき聞かれます。
「算数と国語、どっちを先にやったらいいですか?」
できるなら一緒に始めることをお勧めします。
「手と足とどっちが大事ですか?目と耳とどっちが大事ですか?」
「どっちも大事です。」それと同じです。
この子2教科は無理かも知れない、と考えるんでしょうか?
やってみなけりゃわかりません。
ほとんどのお子さんは2教科で始めれば2教科やるもんだ、と思うようで
1教科終わった後で「もう1教科やりたくないよう~。」
とだだをこねられたことはほとんどありませんね。
最近は3教科でも淡々とこなしていくお子さんが増えました。
頼もしい限りです。
インフルエンザまだまだ猛威
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-07 (水) 09:14:09)
やっと少しずつ温かくなり始めているのに
インフルエンザはまだ流行っているようです。
今年は予防注射の効きが悪いとニュースでも言ってました。
予防注射をしていてもかかってしまうようです。
A型とB型と両方かかったお子さんもいました。
学級閉鎖もあるようです。
何と5日間もお休みになってしまいます。
この年度末へ来て、授業の遅れはどうするんでしょう?!
学校の授業でわからないところがあって
何となく学校の先生に聞きにくい時は
ぜひ教室へお持ちください。
面白い記事見つけました
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-02 (金) 17:48:41)
####「本の拾い読み」#### とても参考になります。
「私が勉強できなかったのだから、うちの子が勉強ができないのは仕方がないわ」、
「私がいい大学を出たわけじゃないし、子どもに期待しても仕方がないこと。」
こんなお母さん同士の会話を耳にしたことがありませんか。
「そうなの、仕方ないわね」と、
うなずいてしまう方も多いかもしれませんが、
本当にそうでしょうか?
実はそうではありません。
私がこのように確信を持って言い切れるのは、
大手通信教育会社からの調査依頼を含め、
計12年間、5万人以上の子どもの生活行動や学習習慣について分析し、数多くの「勉強ができる子の行動パターン」を見てきたからです。
そこからわかったことは、勉強ができる子、受験に成功した子は、
親の学力が影響しているのではなく、
小さな頃からの生活習慣が影響しているということです。
さらに、勉強ができる子の親の共通点を探ってみると、
10歳になる前に、(1)目標管理力、(2)集中力、
この2つの能力を子どもに身につけさせていました。
しかも、これらの能力は、日常の生活習慣を少し変えるだけで、
簡単に教えることができることもわかりました。
たとえば、同じ時間に起きる、同じ時間におやつを食べる、
同じ時間に寝る……このように規則正しく過ごす習慣を幼い頃に身につけている。
こんな些細なことが、ちゃんとできている子が「勉強ができる子」でした。
つまり、“遺伝”していたのは学力ではなく、生活習慣=時間割だったのです。
###「勉強ができる子」も勉強は好きではない###
勉強ができる子の行動パターンを分析していくなかで、「できる子」はいつの段階で勉強ができるようになったのか、と疑問に思うようになりました。
調べてみると、勉強ができる子は、小学4、5年生のときに勉強ができるという自覚が生まれていることがわかりました。
ところが、勉強ができるという自覚が生まれた子は勉強が好きなのかというと、驚いたことに、そうではないのです。
ではなぜ、勉強が好きではないのに勉強ができるのでしょう。
実は、「勉強ができる子というポジション」が確立されているからなのです。
言い換えれば、自分でも勉強ができると思っているし、お母さんも、家族も、友達も、先生も、この自分を取り巻く人たちみんながその子のことを勉強ができる子だと認識しています。こうなると、勉強ができるというポジションを崩せなくなります。
つまり、勉強は好きではないが、「勉強ができると思われ続けたい」という思いでモチベーションを維持しているのです。
###「勉強ができる子」が育つかは母親しだい###
これまで述べてきた「勉強」というのは、残念ながら、創造力を養うためのものではなく、情報を記憶し、整理したことを問われる試験に備えた学習のことです。
したがって、きちんと覚えて積み上げていくことが必要となるのです。
また、高度情報社会にあっては、医師、歯科医師の国家試験のように、覚えなくてはならない事柄が、ひと昔前の数倍に達しています。
これまで人類が集積してきた知恵は膨大であり、そうした知恵を会得した上に創造性を求められるのが現代社会であります。
したがって、短時間で詰め込むというわけにはいかず、小さな頃からこつこつと積み上げていくしかないのです。
間際になって何とかなるということはありません。
しかしながら、こつこつ勉強するというのは、
人間の本性に反する行動で、「やりたくない」というのが通常の反応です。
子ども自らの意思で何とかやらせようなどと考えるのはそもそも無理なことであって、親の意思によって管理してやらなければならないことなのです。
厳しいかもしれませんが、「学歴がないから……」という親の発言は、自分が子どもをきちんと導いてあげられないことへの甘えからくる言い訳に過ぎません。
母親も、勉強をやりたくない子どもに無理してやらせるのは不愉快であり、あらゆる知恵を使って勉強から逃げようとする子どもにつきあう苦痛も計り知れません。そのような状況では、「子どもの意思を尊重してやりたい」、「いつか自分でやるようになる」など、母親の言い訳は山ほどありますから、どれだけその不愉快さに耐えられるかにかかっているのです。
そうした苦労を少しでも和らげるために、規則正しい生活を送り、
たとえ短時間であっても決まった時間に机に向かう習慣を身につけることが大切です。
習慣化してしまえば、親子ともにその苦痛はかなり軽減されます。
「テレビばかり観ているから成績が下がるのよ」
こんなふうに叱っても、子どもは伸びません。
また、怒られる子どももつらいけど、愛するわが子を叱らなければいけないお母さんもつらいはずです。
それよりも、自分自身の生活習慣を見直し、子どもと一緒に「できる子」の時間割で暮らしてみませんか?
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いやあ、すごいですねえ。
まったくもってその通り、としか言いようがありません。
これ、ブログだけに載せておくのはもったいない気がします。
印刷して全部のご家庭に配ります。
3教科学習している1年生もいる
- 投稿者:ゆき子 (2012-03-01 (木) 21:31:15)
「たぶん2教科は無理だと思いますので・・・」とお母さんが言って
算数から始めた幼稚園年中児さん。
算数が足す1に進んだと思ったら行き詰まった、と言って(お母さんが)
国語に変えたいと言い出しました。
なんとか国語も順調に2A教材に進んできました。
「読み」は素晴らしく上手ですらすら読めますが、
時々ずるをして読まないのに「読んだ。」と言って丸をつけようとします。
筆圧がありすぎてあまり力を入れて書くので
途中で疲れてしまうようです。
今日は「算数がやりたい。」と言うので
思わず声を荒げてしまいました。(大人げない・・・)
「算数が嫌になったと言って、国語にしたんでしょ?
国語が嫌になったとまた算数をやると言うの?
じゃあ、また算数が嫌になったら国語にするの?
それは駄目ですよ。
今、ここにいるお兄ちゃんやお姉ちゃんたちは
算数も国語も、英語も入れて3教科やってる人もいるんですよ。
1年生でも3教科がんばっている子はたくさんいますよ。
国語と算数と両方がんばるなら算数やっても良いですよ!」
本人は国語が嫌になったと言ったつもりはなかったらしいので
「じゃあ、算数もやろうかな。」と小さな声で言ってました。
親があまり先走って、この子に2教科は無理、3教科は無理と
考えない方が良いですね。
子どもの可能性は無限なのです。
大人が考えるほど子どもさん自身は大変がってはいません。
大変がってるのは「やらせるのは私がたいへん。」と思ってるお母さん、
あなた自身ではないのですか?
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