公文式教室で学ぶ、家で学ぶ、自分で学ぶ きっとできる!だからがんばる。

diary201207

7月の日誌

努力も才能のうち

  • 投稿者:ゆき子 (2012-07-27 (金) 09:22:15)

「頭は悪くないと思うんですが、
努力するということができないんです。」
「やればできる、と言われるんですけど・・・。」
こういう言葉を聞くと”努力できることも才能のうち”という言葉を思い出す。
どんなに持って生まれたものが良くても
それを磨く努力をしなければ輝くことはない。
どんなに才能がなくても、それを上回る努力ができれば
きっと輝くときが来る。
今の風潮は「コツコツがんばる」ということを
馬鹿にする傾向があるが、
努力できる、ということは大きな才能の一つである。
そしてどんなにひらめきがあっても、
それを見つけて磨く努力をしない人間は
それ程たいしたことはできない。

母親の前で叱るのは勇気がいる

  • 投稿者:ゆき子 (2012-07-21 (土) 09:44:31)

教室の中を走っていたのできつく注意していたら
ちょうどお迎えにお母さんが顔を出した。
ここで叱るのをやめたら何にもならない。
「お母さんが来ても、悪いことは悪いと先生は言います。」
お母さんが来たので無罪放免になると思っていた子は
肩すかしを食らった顔をした。
お母さんは何も言わずに待っていらした。
親(特に母親)の前では、子どもはいい顔をしたい。
親には良い子と思ってもらいたい。
どんな子どももそうだ。
だから母親の前で子どもを叱るのは、
とても勇気がいる。

読めない子

  • 投稿者:ゆき子 (2012-07-18 (水) 22:45:18)

小学一年生。
幼稚園年長で入会したときは
ほとんど字が読めなかった。
何とか1年生までにひらがな・カタカナを読み書きできるようにし
やっとどうにか漢字に入った。
この子はできるだけ文章は読みたくない。
読まずにすむなら済ませたい。
学校の算数も応用問題・文章問題はからきし駄目。
読んでいても何を聞かれているか分からないからだ。
それで、先生も親も「この子は算数ができない。」となる。
算数ができないのではなく、
文章が読めないと言うことに気がつかない。
それでも国語1教科だったのを算数も学習させたい、と言うのなら分かる。
「国語をやめて算数にします。」
「はっきり申し上げて算数だけやったからって、
算数ができるようになるとは限りませんよ。
国語力・読解力のない子は、
算数もある程度まではできるかもしれませんが、
説明が日本語で書いてある、その意味が分からないと
算数の理解力が劣りますよ。」
何度説明しても分かってはいただけない。
そして、最終的にはこう言うのだ。
「くもんの算数には文章題・応用問題・図形がないから駄目だ。」
たとえあったとしても、
国語力のない子はそこで挫折する。
試しに学校の問題を持ってこさせてやってみると、
国語の力のない子は説明しても一度で理解できない。
理解力=国語力と言っても過言ではない。

おばあちゃんはありがたい

  • 投稿者:ゆき子 (2012-07-10 (火) 21:36:21)

お母さんがきちんと宿題をやらないので怒っているから
もう辞めさせられる、と言ってきた子。
本人はできるならやめたくはない。
私もせっかく分数に入って、さあこれからが数学のおもしろさ、
と思っていたところだった。
「国語の力もないし、
文章題・応用問題・図形ができないと学校の先生に指摘された。
宿題も私が言わなければやらないし、言ってもやらないときもある。
もう堪忍袋の緒が切れた。」
そう言われてしまえば、返す言葉が見つからない。
文章題・応用問題・図形ができない子は
分からないところは教えてあげるから
どんどん持ってきなさい、と常に言っている。
ちょっとヒントを与えてやれば、何とかできるようになるのだ。

今日の火曜日になって「お母さん、どうだった?」
と聞いたが返事は「やっぱり駄目だって。」
「そう、仕方がないね。」
今日分数の新しいところに入ったが
教えていてもむなしい気持ちになってしまう。
「もう、宿題は良いよ。」と言って帰した。

夜になってから、その子のおばあちゃんから電話が入った。
「娘が孫を退会させる、と言ったようですが
もう手続きしてしまいましたか?」
「は?いいえ、まだですよ。」
「実は、私から娘に、せっかく孫も続けたいと言ってるのだから
続けさせてやりなさい、と言ったんですよ。
文章題もまったくできない訳じゃなくて、ちゃんと説明してやればできるし、
やる気があるときは自分から進んで宿題もやるんですよ。」
「お母さんにもそう言ったんですけどねえ。」
「私が娘を説得しますから、このままお願いします。」
おお!何と素晴らしい、おばあちゃん!

孫は目の中に入れても痛くないと言うが
親であるときは冷静になれなくても
孫となると1歩離れて見るから
冷静な判断ができる場合もある。

おばあちゃん、ありがとうございます。

夏を制するものは

  • 投稿者:ゆき子 (2012-07-02 (月) 21:52:40)

これ、昔から良く言われていた受験生向けの言葉。
「夏を制するものは。」
要するに時間があるときにさえやれない人は
時間がないときなんてもっとやれませんよってことです。

同じ40日をどう計画的に使うか。
ここで伸びる人と、そうでない人の差が出ます。
そして小中学校時代の子どもの差は、即親御さんの差です。
高校・大学と進んでいけば、後は本人次第。
しかし小・中学校はまだ親の目が届きます。
親の目が届くうちは、きちんとした学習習慣をつけること。
その一言に尽きます。

powered by HAIK 7.0.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional