公文式教室で学ぶ、家で学ぶ、自分で学ぶ きっとできる!だからがんばる。

diary201505

5月の日誌

ちょっと面白い記事がありました

  • 投稿者:ゆき子 (2015-05-23 (土) 21:26:22)

文字に興味を持つようになってきた我が子。
「これ何て読むの?」と聞いていきたり字らしきものを書こうとしたり。
そんな時、つい紙に簡単な文字を書く練習をさせてみたくなってしまうものです。

でも実は“字を書くこと”については焦ってはならないということをご存じでしょうか?

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どもに読み書きを教えるコツについてお話ししたいと思います。

■「読み」を優先させよう

“あ”の文字。
何と読むかわからないまま書いているのは
絵を写していることと同じこと。
文字を書いているとは言えません。
ですから“書く”ためにはまず“読める”ようにしておくことが大切です。
“読み”を優先させましょう。

■「書くこと」と「読むこと」は期間を開けて教えよう

例えば次の漢字を書けますか?

うつびょう・ばら・りゅう・すいせんとしょ・ぶどう・まあじゃん・
とうきょうみつびしUFJぎんこう・かれいなるいちぞく・ひやしちゅうか
答えはこちら。

鬱病・薔薇・龍・推薦図書・麻雀・東京三菱UFJ銀行・華麗なる一族・冷やし中華

「どう書いたらいいかさっぱりわからない」
と鉛筆が一ミリも動かなかった人はいないでしょう。
細かいことはわからないので正確には書けないけれど
「何となくこんな感じの字だったような…」、
「一文字なのか二文字なのか」等ある程度、
イメージは浮かぶのではないでしょうか?
これらの漢字は学校では習いません。
それなのに何故イメージが浮かぶのでしょう。
それはテレビや雑誌や街中の看板で目にしているからです。
だから書いた経験はないけれど形が頭に思い浮かぶのです。

もうおわかりでしょうか?

書くための最適な時期は“目をつぶっていても字形が頭に浮かぶ”時です。
もしあなたに“鬱病”の漢字のイメージがなければ
鉛筆を動かすことさえ出来なかったと思います。

子どもに文字を教える時も同じです。
焦って小さいうちから書かせても
“あ”の字形はしっかり頭に入っていなければ書くことは難しくなります。
でも“あ”を繰り返し目にしていれば必ず書けるようになります。
2歳くらいから絵本などで触れていて5歳で書かせて十分、
小学校入学までには間に合います。

■「読書しない」と「文字が書けない」どちらが致命的?

本を読む子は学力が高くなります。
学力が低い子は読書の習慣がないのです。
漢字の書きとりテストで満点をとっていても
読書の習慣がないため読解力がない子は次第に学力は低空飛行を辿ります。

国語の長文読解も算数の文章題も“
何を問われているのか”読み取ることに苦労するので答えを出せません。
算数、国語の主要教科に限らず理科、社会などすべての教科は
“書かれている文章を読みとるところ”からスタートするからです。

書かせることよりも読む力を育てることが優先です。
そのためにも幼児期にママが絵本の読み聞かせをしてあげて
子どもを読書好きにしましょう。

レディネスという言葉があります。
“子どもの心身が発達し、
学習する際の基礎条件となる一定の知識・経験・身体などが
できあがっている状態”の意味です。
“書く”ためには“読めている”というレディネスが必要なんですよ。

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いかがでしょう?

以前「この子は漢字をちっとも覚えません。漢字のテストができません。」と
言って来たお母さんがいました。
漢字ばかり練習したって出来るようにはなりません。
本を読むのが嫌いな子でした。
5年生になる前に「4年間も公文をやっても、できるようになりません。」
と言ってやめました。
本を読むのが嫌いですから、国語ばかりか理科・社会の教科書も読み取れません。
毎日の家庭学習もきちんとやってきていたら、
本が楽しく読めるようになったはずなのに、
何年ったっても毎日の宿題が定着しませんでした。
5年生6年生になってから「本を読みましょう。」と言ったところで、
既に本嫌いになっている子には、無理な話です。
幼児・低学年のうちに本好きにしましょう。

時計の問題

  • 投稿者:ゆき子 (2015-05-20 (水) 07:17:54)

「時計の問題ができてないみたいです。教えてやってください。」

もちろん教えますよ。
そう言ってくださるのはとても嬉しいです。
ちょっとヒントを与えてやれば、すぐできるようになります。
「公文は教えてくれないから、丁寧に教えてくれる所に行きます。」
丁寧に教えたところで、教わる側が理解できる力が備わっていないと
教えたことが十分理解できません。
そのためにも国語の力をつけなければいけないんです。

その点公文である程度進んでいる子、
国語の力が付いている子はちょっと説明して、
効率的な考え方に導いてやれば
必ずできるようになります。
例えば、
「午前7時10分から8時20分までの時間を求めなさい。」
という問題。
頭の中に7時10分というアナログの時計が浮かびますか?
国語力がない子はこのイメージができません。
その、頭に浮かんだ時計の針をぐるぐると回して、
7時10分から8時20分まで回すことができますか?
実際に時計を回さなくても、空想で回すことができる、
それが大事なのです。

学校での勉強を分からないまま、できないままにしないこと。
いつでも持ってきてください。
お教えします。

そして、国語を学習して理解力をつけましょう。

間違えたところはすぐに全部消さない

  • 投稿者:ゆき子 (2015-05-16 (土) 11:16:50)

「直しましょう。」と言うと
いきなり消しゴムで全部消してしまう。
これでは「間違えた」という認識ができない。
まずその間違いがどんな間違いなのか、自分で確認することが重要。
そして、あっているところは消してはいけない。
間違えたところだけを消して直す。

ほかの教室から転入してきた方が、
間違った答えの上に線を引き、
正しい答えをその横もしくは下に書いていた。
これでも良いのだが、
やはり一か所だけ違った場合はその箇所だけを直すようにしたい。

毎回毎回口癖のように
「間違ったところだけ探して消そう、あってるところは消さない。」
と言って来たのだが、なかなか定着しない。
でも、この間ちょっと嬉しいことがあった。
年中さんから始めて今小3.
宿題は必ずやってくるが学力が定着していない。
学校でもなかなかできるようにはなっていないらしい。
九九も6のだん以降はあやふや。
そんな子が連休後の直しが多かった学習日
算数の直しで、一つずつ間違ったところだけを消して直している。
「すばらしい!!!」
やっと定着したかなあ?
どんどん伸びて行ってくれたら、うれしいなあ。

「算数だけでいいです。」

  • 投稿者:ゆき子 (2015-05-14 (木) 21:56:04)

こういうご家庭に限って、
「計算はできるけど、応用問題や文章題や図形ができないので、
それを丁寧に教えてくれる所に行きます。」って・・・・。

だから最初に申し上げましたよね。
算数も英語も理科も社会も「日本語」で(国語で)書いてあるんです。
いざ算数が難しくなって、それを説明して分からせようとすると、
国語の力がない子は「理解する力」が不足しているのです。

算数1教科だけでも別にかまいません。
でもあとから「もう1教科」と思っても、
子どもさんは1教科の態勢ができてしまっていると、
もう1教科増やすことはとても負担になるのです。
2教科以上学習していると、
一つの教科が不調でももう一つの方は好調、ということが良くあります。
バランスがうまく取れるんですね。

1教科しかやってないご家庭の方、もう少しよく考えてみましょう。
お子さん自身のために。

年少では早い?

  • 投稿者:ゆき子 (2015-05-13 (水) 09:30:13)

「まだ年少さんなので、ちょっと早いと思いますから。」
年少さんではちっとも早くないですよ。
だってもう3歳になってますよねぇ。
こちらの言うことはちゃんと理解できてますよ。
ただ何のレディネスもできていないと、確かに0から始めなくちゃなりません。

レディネスとは?
まず数唱、1から100できれば120くらいまで言えること。
(書ける必要はありません、言うだけ)
ぐちゃぐちゃ書きなどである程度の筆圧があること。
正しい鉛筆の持ち方ができること。
(お箸が持てる子はだいたいできますね)
あいうえお(五十音)が言えること。

数唱と五十音は毎日やればすぐに覚えます。
楽しんでやってみてください。

あとは読み聞かせと歌ですね。
「歌200、読み聞かせ10000賢い子」
読み聞かせ10000と言うのは全部違う本ではなくて、
同じものを3回読んでも3と数えます。
トータル述べ数で10000冊と言うことです。

だまされたと思ってやってみてください。

6日(水)は横割学習日です

  • 投稿者:ゆき子 (2015-05-05 (火) 08:54:24)

5日(火・祝日こどもの日)の代休で6日(水)はお休みになっていますが、
横割教室は実施します。
29日(水)2日(月)と2回連休でしたので、
この日も休むと3回続けて休みとなってしまうからです。
学校も休みなので、出かけている場合は休んでも構いませんが、
必ず宿題の交換に来てください。
来られない場合は7日にでも取りに来てください。
(わかるところに置いておきます)

五月病、甘え?深刻?見極めて

  • 投稿者:ゆき子 (2015-05-04 (月) 09:09:47)

今日の朝日新聞、子育て欄。
ご覧になった方も多いと思います。

GWが終わると学校に行き渋る。
そんな時大切なのが「見立て」。
①甘ったれやわがままか、それとも
②何事か抱えているのか、
その子の表情や心持ちを読み取れるのは
長く見続けてきた母・父です。

多くは①の場合が多い、と筆者は言います。
そういう時は毅然とした態度で「行くに決まってるでしょう」という
迷いのない態度を取りましょう、とも言っています。

②の場合は慎重な対応が必要。
聞いてやるだけで行く気になる場合も多いようです。
いじめなども原因になっているかもしれません。
その原因を取り除いてやることも必要。
寄り添ってやること、安心させてやることが
大切なんじゃないでしょうか。

****************

現代の子どもはいろんなことを抱えています。
でも根本的には昔も今もそれほど違わない。
最終的に子どもは大人になります。
子ども時代は短い。
短い時間だからこそ大事にしたい。

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