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diary201509

2015年9月の日誌

鉛筆・箸の持ち方を教えるのは家庭の仕事

  • 投稿者:ゆき子 (2015-09-25 (金) 14:34:38)

箸の持ち方は、大人になってからでは直せません。
親が子の使い方をよく見ていないか、
親も使い方がわかっていないかのどちらかです。
鉛筆の持ち方は、大学生でも正しく持てるのは1割程度。
正しい持ち方ができていないのは、
教育、しつけの手抜きの表れです。
矯正道具などに頼らず、
両親が時間とエネルギーを使い教えていかなければなりません。

基本を誰にも指導されない。
加えて自ら試行錯誤して体験することがなければ当然、
子どもは何も身につけない。

「電車に乗っている人を注視すると、
靴ひもを蝶結びできていない人は多いし、
エプロンを後ろでうまく結べる人も少ない。
顔を洗うにも、洗面器から両手で水を結ぶ(すくう)ことができる子が少ない。
シャワーから出た水を手に取って顔にバシャッとつけるだけ。
両手で水を結べるのは人間だけなのに、サルと同じ子が増えてしまっている。」

と谷田貝先生は嘆く。
一方で、改善策として、直接体験を増やすことの大切さを訴える。

「現代っ子は遊びや仕事、
野外活動などを通した直接体験で得られる体験的知識が貧弱になっています。
家事を何でもやらせてください。
家事は全部、直接体験ですから。
子どもは自分の五感を使って物や人に働きかける過程で
判断力や注意力、思考力を養い、深みと自信のある人間に成長していくのです。
今のままでは、大災害が起きた時に生き抜ける子はほとんどいないと思いますよ」

子どものために世話を焼きすぎることが、
子どもの体験機会を奪っていることを親がまず自覚する必要がある。

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あるコラムから借りてきました。
家庭の教育力が不足している今、家庭だけでなく学校・塾などが協力して
次世代を担う子どもたちが、大人になってもきちんと生活できるよう、
教えていかなければならない。

またしても「ちょうどのところ」の確認

  • 投稿者:ゆき子 (2015-09-10 (木) 11:12:38)

三年生の男の子。
落ち着きがなくきちんと長時間座っていられず、
それでもなんとか算数国語ともにB教材まで進んだが、
やはり行き詰ってきた。
そうなると落ち着きのなさに拍車が掛かり、
あっちへキョロキョロ、こっちを突っつき、
関係のない子にまで迷惑がかかる。
自分では「できる。」と言うが
下手をすると5枚に1時間以上かかり、
数字・文字ともに雑さに磨きがかかって、枠からはみ出す。
本人も進むことは嬉しいらしい。
しかしあまりに学習姿勢が悪い。
それで、国語は一気に進まず細かい繰り返しで行くこととし、
算数は今現在Bの引き算をやっているので
「引き算がもっとスラスラできるようにしよう!」とハッパをかけて
A教材の引き算を短時間でできるように毎日10枚ずつにした。
やはり手が止まらずにスラスラできるということは重要なことなのだ。
滞在時間大幅に短縮。
ほかの子に迷惑をかけるような奇声もあげなくなり、
一時間以内に帰れるようになった。
その子にとってちょうどのところ、本当に見極めが難しい。

台風が来ていますが、教室は行います。

  • 投稿者:ゆき子 (2015-09-09 (水) 09:47:00)

本日横割教室は通常通り行います。
学校は自宅待機または休校と思います。
家から出てはいけなと通達があった場合は欠席でも構いませんが、
必ずその旨ご連絡ください。
欠席の場合は本日分及び宿題分を取りにおいでいただきますよう
お願いいたします。
今日中に取りに来られない場合は、
玄関付近に置いておきますので、明日中に取りにおいでください。
よろしくお願いいたします。

沼津事務局通信より

  • 投稿者:ゆき子 (2015-09-03 (木) 22:52:00)

さて、「できる子が育つ黄金の時間割」(中畑智弘著・ダイヤモンド社)という書籍に、
12年間で5万人以上の子どもの生活行動を追い、
「勉強ができる子の学習パターン」を分析したという調査結果がありました。
それによると、勉強ができる子のお母さんたちの多くが
「勉強しなさい」とは言ってこなかったそうです。
 子どもは「しなさい」といった言葉が嫌いなので逆効果だそうです。
では、どうしていたか?
勉強ができる子どもたちに共通していたのは、
10歳くらいまでに、毎日5分でも10分でも
「机に向かって何かする習慣」を身につけていた―と。
その「何か」とは、勉強でもなくても、ぬり絵でも、絵本でも、
子どもが楽しく机に向かえるものならよく、
少しずつ勉強の要素を取り入れれば良いそうです。
「やる気」になるのを待っていたらいつまでも進まない。
気分が乗っても乗らなくてもとにかく「毎日、決まった時間に机に向かって勉強を始める」という習慣をつけることが一番だと。
また、子どもが机に向かうために、
お母さんにぜひ行って欲しいのが、「そばにいること」。
そばにいるだけで子どもは安心し、勉強にも集中できるそうです。
その意味で、家庭学習は「一人部屋」よりも、
居間やダイニングなど、お母さんの目が届くところで行うことを勧めていました。
全国学力調査でトップクラスの秋田県や福井県でも親御さんが毎日、
居間で宿題を見てあげている家庭が多いようです。
習慣化するまでは「親が一緒に」がポイントということですね。
そして、著者は、親の学歴(学力)と子どもの学力が比例しているわけでなく、
こうした生活習慣による差が大きいのだと主張していました。

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