公文式教室で学ぶ、家で学ぶ、自分で学ぶ きっとできる!だからがんばる。

diary201608

8月の日誌

年長になってからでは遅いと思って

  • 投稿者:ゆき子 (2016-08-31 (水) 09:52:39)

本市場教室の近所に家を新築した方がひょっこり見えた。
姉妹の下のお嬢ちゃんが保育園年中さん。
「年長さんになってからでは遅いかなと思って。」
お母さんもフルタイムのお仕事をしているし、
ご家庭の協力は必至のこの教育法はかなり負担になるかもしれないが、
それでも「年長になってからでは遅い」
と思ってくれたのは大変意義のあることだ。

「小学校へ入ってからでも十分間に合う」と
思っていらっしゃる方がいるとすれば、
それは家で十分に働きかけをして、
ある程度のレディネスができている場合に限る。
子どもは刺激を与えれば必ず伸びる。
何も刺激していなければ興味も好奇心もわいてこない。
それが年齢が小さいほど、
スポンジのように吸収していく。

小学校3年4年になってあたふたしても、
その空白を取り戻していくのは
親子ともどもかなりな覚悟と労力を必要とする。

幼稚園年長からでは遅い場合もある

  • 投稿者:ゆき子 (2016-08-27 (土) 09:21:09)

大体年長から始めるお子さんが多いけれど、
そこからでは遅いと思うお子さんもいる。
レディネスができている子は良いが、
文字や数字に興味がない子。
ある一定時間座っていられない子。
こういう子は少しでも早く始めたほうが効果が高い。
学校へ行って初めて数字や文字に触れた子と、
それより前にある程度レディネスができている子とでは、
ものごとに対する興味が全然違う。
一年生の最初は教科書も簡単だし、先生は優しく丁寧だし、
何の心配もないように思える。
しかし夏休みのちょっと前から「テスト」という形式が出てくる。
そしてそこから教科書内容は一気に難しくなる。
で、夏休みの直前の懇談で、
「ちょっとこのあたりができませんので、お家で見てやってください。」
子どもは親が先生にになることは理解できないので、甘える。
親は子どもがわからないことが理解できないので
「なんでこんなのがわからないの!?」となる。

だから最低でも幼稚園年長さんから少しずつでもやっておきたい。
歌が100~200曲くらい歌える。
ひらがな(できればカタカナも)が読めて書ける。
本は毎日最低1冊は読む。(読み聞かせも可)
数字は1~200くらいまで言えて、50くらいまでは書ける。
指を立ててその数字が言える。
10円玉が何個でいくらとわかる。
10はいくつといくつという数の分解がわかる。(両手の指を使う)
時計が分単位まで読める。

これぐらいまでできるようになっておけば、
たぶん大丈夫です。

小4プロブレム

  • 投稿者:ゆき子 (2016-08-25 (木) 10:56:45)

4年生あたりから格段に算数・国語・理科・社会、
学科全般が難しくなってくる。
まず教科書の厚みがかなり増える。
ということは内容が多くなってくるということだ。
小3まではあまり学力に差がないが、
4年生以上から顕著になってくる。
日本は幸か不幸か義務教育に「留年」はないから、
次の学年に送ってしまえばそれでおしまい。
極端なことを言えば、不登校で出席日数が足りなくても、
中学は卒業できる。
小4の壁、小4プロブレムが発生する前に、
その壁を乗り越えられる力をつけておかなければいけない。

またも15歳の男の子が殺された。
それについてコメントした人が
「小4プロブレムからこういう事件につながっていく」
というようなことを発言していた。
勉強はできないよりはできたほうが良い。
小4プロブレムなんて感じない位の力を
公文式ではつけられるのです。

夏休みだから?夏休みなので?

  • 投稿者:ゆき子 (2016-08-18 (木) 10:06:23)

目いっぱい遊んできて、一休みしてくればいいのに、そのまま来ると、
やってるうちに眠くなる。
4年生以上になればなんとかコントロールが効くが、
3年生以下は自分でコントロールするのは難しい。
そのうち居眠りが始まる。
こっくりこっくりやってるうちに本格的に寝てしまう。
何とか起こそうとするが、起きたとしても頭が働かない。

夏休みだから仕方がないとは思うが、
外で遊んだりした後やプールに行った後に教室に来る場合は、
遅くなってもいいので、しばらくお昼寝をしてから来てください。
途中で起こさず目覚めるまで待って、来てください。

せっかくの夏休みなので、
プールに行くなとは言いません、外で遊ぶなとは言いません。
遊んだあとの体調を整えてから勉強に取り組みましょう。

甘いジュースなどでなければ、飲み物を持ち込むのも可です。
ただしのべつ幕なしに飲むことは禁止です。
横割教室は保冷剤を持ち込んでも構いません。
(本市場は涼しいから必要ありません)

8月13日配信 プレジデントより

下のブログの内容は
ネットから失敬したものです。

元ネタは「プレジデント」
「田舎のキャバクラ店長が息子を東大に入れた」です。
「勉強しない子」「やる気のない子」は変われるか

  • 投稿者:ゆき子 (2016-08-15 (月) 13:44:45)

「勉強をしない」
「成績が上がらない」
「やる気がない」
「将来について考えているようには見えない」

「子供たちの可能性、能力を引き出すにはどうしたらよいのか?」
親御さんはいつもそう思っていることでしょう。
知る楽しさ・できる楽しさを味わえば学ぶことが楽しくなる。
学ぶことが楽しくなり、学び続ければ、学力がつき、おのずと成績も上がる。
失敗しても大丈夫だと見守っていれば、やる気をもって何事にも挑戦できる。

ただ、親が思うほど子供は「やる気がない」ようには思えません。
自分のお子さんにはより「厳しい」ということなのでしょう。
そういった「厳しさ」が
子どもさんの「やる気」をそいでしまう場合もあるのです。

①なぜ親から見ると子供は「やる気」がないように見えるのか
②子どもが失敗しないように手助けしてやることはプラスかマイナスか

①については親と子で、
「やる気」についてのギャップがあるのではないでしょうか。
子どもにしてみれば、自分ではやっているつもりでいるはずです。
親は「関与しない、あなたの勉強だから」という態度ではなく、
わが子の性格に合わせて、演技でもいいから、
その気にさせる工夫をしなくてはなりません。
ただ、「やりなさい」だけでは、
続かないどころか逆効果でしかないということです。
親はちょっとしたことでも気づいてやり、
「本当はできるんだ」という思いを喚起する努力を
心掛けなければなりません。

②については、
現代の親の多くは、失敗してはいけない、失敗は悪いことととらえ、
その態度が子どもにも受け継がれ、
子ども自身が「失敗してはいけない、失敗したくない」という心情から
結果的に「挑戦しない、保証がなければやらない」となり、
最終的に「何もしない」ようになっています。

人生は失敗から学ぶことが圧倒的に多く、
身をもって知ることで次に生かせるものです。
安易に、あるいはすぐに手助けすれば、
間違いなく「依存心」が植えつけられることでしょう。
依存心というのは一度心に生じてしまうと、
消すことは容易ではなく、
消すためには多大なエネルギーと時間を要するものです。
四敗することが大事なのではなく、
失敗を「どのようにとらえ、そこから何を学ぶのか」が重要となります。
失敗を失望という情緒に結びつけさせず、
原因を論理的に分析させ、対策を考えるような思考形式をおぼえてもらう、
というのが親の仕事です。

親はどんな深刻な状況でも、
そうでないような態度と笑顔で接しなければなりません。
そして「自分もそのような失敗をしてきた。
その時は失望を感じたが、対策を講じることで克服できた。
必要なのは原因の究明と対策なんだ」と教え、励ましてやらねばなりません。
それらすべては、再度、挑戦する心を持てるようにしてやるためです。

富士西地区表彰会

  • 投稿者:ゆき子 (2016-08-07 (日) 18:00:20)

3学年以上先に進むと記念オブジェがもらえます。
昨年までは3学年以上学習者全員が表彰対象でしたが、
今年から基準が厳しくなり
3学年以上学習者は記念オブジェはもらえますが、
表彰対象ではなくなりました。
「未来フォーラム」に参加できるのは幼児でも方程式以上(数)
小4から小6がJ10以上学習者になりました。
かろうじて小6(現中1)生1名は未来フォーラム招待者でしたが、
それより下の方はなかなか未来フォーラムへの招待は厳しいです。

せっかく頑張ってオブジェがもらえることになったのに、
表彰がないことはたいへん寂しく感じます。
そこで富士市西地区の先生方が、
頑張った生徒さんたちに少しでもその頑張りを認めてあげたくて、
8月10日(水)ロゼシアターで表彰を行うこととなりました。

8月10日(水)午前10時(開場9時40分)から11時30分
ロゼシアター小ホール
ご参加のお子様方には全員にささやかなお土産を用意しています。
事前連絡は別に必要ありません。
お友達を誘ってぜひお越しください。

人間は忘れるようにできているのか

  • 投稿者:ゆき子 (2016-08-05 (金) 17:13:34)

一度やったことを決して忘れなければ、
学校のテストなんて全部100点が当たり前。
しかし、人間というものは、忘れるようにできているのか。
なかなか定着がしませんねえ。

それよりも、公文で学習している子どもたちは、
同じ問題が何度も出てくる。
それに気が付く子はかなり上等。

まず算数の割り算問題。
3日のブログにも書いたように、
30÷2,50÷2,70÷2,90÷2・・・・。
これがすらっと答えが出る子はちょっと安心。

つぎにE教材の約分。
(というより、11より大きい数の九九だな、これは)
まず11の段、これは簡単。
11,22,33,44,55,66・・・。
12の段ー12,24,36,48,60,72,84,96…。
13の段ー13,26,39,52,65,78,91…。
14の段ー14,28,42,56,79,84,98…。
もうめんどくさいから書かない。

例えば52分の39を約分しなさい、という問題が出たときに、
一番上等なのは自分でわかる子。
次は13で割りなさい、と言った時にすぐに4分の3と書ける子。
13で割るのよと言っても割り算を書かないとできない子。
最後は割り算すら覚えてない子、間違える子、嗚呼…。

公文の学習は「器を大きくする」ためにやってるんです。
大きな器にはたくさんの水がどんどん入りますが、
小さな器にはどんなに水を注いでも、ちょっとの水しか入りません。
忘れるようにできている人間でも、器を大きくしておけばいいのです。

覚えてしまいなさい

  • 投稿者:ゆき子 (2016-08-03 (水) 10:52:54)

30÷2・50÷2・70÷2・90÷2
これらの問題がいつまでたってもパッと答えが出ない子がいる。
ほとんどの子は何回かやってるうちに
30÷2=15、50÷2=25、70÷2=35、90÷2=45
自動的に出てくるようになる。
しかし数感覚の弱い子はいつまでたってもこれが自動的に出てこない。
数字に強いか弱いかを見分けるためには、
こういう問題を口頭で聞いてみてください。
ただし割り算を習った3年生以上です。

もしパッと出てこなければ、「覚えてしまおう。」と言ってください。
何回か練習すれば覚えてしまいます。
これを、理屈をこねまわして、
「こうやって筆算の割り算をするんだよ。」とか言う必要はありません。
覚えていない、できない子に限って筆算をやって、かつ間違える・・・・。

もっと低学年なら、
引き算を口頭で聞いてみてください。
パッと答えが出るようであれば、一応合格。
手を使うようなら、
「覚えちゃおう。」と言って覚えさせてください。
ここで覚えない子はずーっと先まで行っても手を使います。
低学年のうちに、確実に足し算引き算の暗算を定着させてしまうこと。
これが子どもを算数嫌いにさせない一番の早道です。

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