diary201701
2017年1月日誌
親(家族)が関心を持っていることが大事
- 投稿者:ゆき子 (2017-01-29 (日) 11:47:14)
高学年になってきちんと宿題をやらなくなるのは、
関心を持って親が接しているかどうか、にかかっている。
低学年の頃のようにいちいち「さあ、やろう。」と言うのは
反発もされるしうるさがられる。
でもその反面、やっぱり自分には注目していてもらいたい。
以前にもこういうことがあった。
下の子には声掛けをするし、やったものを見てもいたが、
上の子にはもう大きいのだから自分で管理できるだろうと、
声掛けも確認もしなかったら、
「自分には何も言ってくれない。」と言ったのだ。
大きくなってもやっぱり関心を持っていてほしいと思うようだ。
声をかけないからと言って関心がないわけではないのだが、
やはりあらわさないことには伝わらない。
「自分できちんとできるから、言わなくてもいい。」と言う心の裏で
「やっぱり何か言ってよ。」という想いを汲み取ってやってほしい。
口うるさく言うのではなく、関心を持っているよ、ということを
時々子供さんに見せてあげてほしい。
家庭採点その後
- 投稿者:ゆき子 (2017-01-25 (水) 21:59:15)
今のところ横割教室で2名、本市場教室で1名、
家庭採点をお願いしている。
5枚を一度に学習し、その後すぐに採点していただき、
間違いがあったらその場で訂正する。
100点になったら終わり。
で、教室でその子たちがどうかというと・・・・。
これがとても良い結果が出ている。
まず、だらだらやることがなくなり、
集中できるようになった。
以前かかっていた時間の
ほぼ半分の時間でできるようになったのだ。
これはすごいことだ。
もし、ほかにも「うちでも家庭採点をやってみたい。」と
思われるご家庭がありましたらお知らせください。
家庭採点を御願いしてみた
- 投稿者:ゆき子 (2017-01-24 (火) 11:32:48)
横割月曜日と本市場火曜日はそれぞれ3日の宿題提出となる。
日曜日を入れたら4日分となるが、とりあえず3日分。
訂正がそう多くない場合は良いのだが、
一枚につき数問の訂正があると、
(100点の枚数が少ないと)訂正は膨大になる。
間違ったところだけ消して直そう!と言っても
あまり多いと、全部消してからやり直しする子が多い。
本当は間違った箇所を探すことも勉強なのだ。
算数D教材の11~50、F教材の101~140。
この辺りは特に間違いが多くなるところ。
まず数字を綺麗に書き、D11~50は桁のそろえをきちんとする。
F101~140は=の右と左が同じであるように書く。
これは基本中の基本。
あまり間違いが多いと、直すのも嫌になってくる気持ちはよ~くわかる。
そこで2~3のご家庭に家庭採点をお願いしてみた。
一日分の宿題が終わったら、ご家族に採点していただき、その場で訂正する。
一日分だからそう多くはないし、学習の続きと思えばいい。
昨日横割教室の家庭採点をお願いした子は
いずれもみな集中力が格段に上がった。
時間がすごく早くなったのである。
そして間違いも少なくなった。
こんなに効果が上がるとは、はっきり言って思わなかった。
その場で直す、とういうことは本当にいいんだなあ。
直せばいいんでしょ、直せば!
- 投稿者:ゆき子 (2017-01-22 (日) 20:25:03)
算数D教材11番から2桁×2桁の計算が始まる。
50までずーっと続く。
最後のほうは3桁×3桁まである。
ここはよほど数字も桁そろえもキチンとやらないと、
連続×ということになる。
この間5日分の宿題25枚で、
訂正数100問以上という猛者がいた。
その訂正に2日以上かかった。
その間進むことはできない。
訂正もまとめて宿題にしたが、またその訂正もある。
やるほうもうんざりだろうが、採点する方もいささかうんざりだ。
ちょうどそういう子が3名いた。
そのお母さんと話す機会があった。
「とにかくやればいいんでしょ!という感じなんです。
間違えずにやろうとか、100点にしようとか
そういう意欲がないんです。
学校のテストでもそうで、
間違ったら直せばばいいやという意識みたいです。」
ムムムっ、それでは困るのだ。
最初から100点を目指す、間違いは極力少なく、
という意識で取り組んでいただきたい。
そこで、「家庭採点」をお願いしてみた。
5枚を一気に時間も計ってやり、
終わったらその場で家の人に採点してもらう。
間違いはその日のうちに直す。
教室に持ってくるのは全部直してある教材だ。
これで教室でも進むことができる。
F教材のややこしいところもこれで行けば、
必ず乗り越えることができる。
家庭採点をお願いしたご家庭には、
しばらくの間ですので、よろしく願いいたします。
白鳥は飛べるのか?という質問
- 投稿者:ゆき子 (2017-01-20 (金) 15:18:27)
昨日、教室中に
「先生、白鳥って飛べるの?」という質問を受けた。
「えっ?飛べない白鳥がいるの?
大体飛べなかったら
どうやってロシアやシベリアからわたってくるの?
船に乗ってくるのかい?」
鳥というものはキウイやペンギンやダチョウなどのように
飛べないものも中にはいるが、
ほとんどが飛ぶものという認識があったので、
「白鳥は飛べるのか?」という質問は
かえって新鮮で面白かった。
でも、疑問があったら自分で調べることも大事だ。
強制は反発を生む
- 投稿者:ゆき子 (2017-01-18 (水) 10:48:35)
先日TVで高校生駅伝で全国5位に入った高校の
陸上部の活動を紹介していました。
1~4位までは私立の高校なので公立の高校としては
全国1位ということになるらしい。
そこの陸上部は格別優秀な外国人の子どもがいるわけでもなく、
スカウトされてきた子がいるわけでもない。
遠い子は2時間も電車に乗って通ってきているから
練習時間もそう長くない。
また、練習方法もある程度は先生が決めるが、
その中から選択するのは本人自身。
先生は
「強制されてやる子は、自分で考えないから
いつまでたっても身に付かない。」とおっしゃっていました。
そうなんだよなあ。
同じところを何回やっても、時間だけは早くなるけれど、
かえって間違いが多くなり、
その直しにまた時間がかかる。
自分で間違いを少なくしよう、
間違えないようにしようという意思を持ってやらないから、
いつまでたっても同じようなところを間違える。
そうだ、本人に聞いてみよう。
どうしたいのか、どうなりたいのか。
強制しても同じことの繰り返しになる。
意思を持って取り組むことがどれだけ大事なのか、
子ども自身が考えることが大事なんだ。
いくつになってもどこにいても、勉強は必要だ
- 投稿者:ゆき子 (2017-01-11 (水) 09:53:42)
新年から外国籍の女性がお二人、公文式で学習されています。
お一人は日本に来てから長いけれど、
読み書きがきちんとできるようになりたいと
公文式の国語を学習されています。
もうお一人はそれほど長くはないが、
日本語の会話には不自由しないようです。
でも、日本語は平仮名・片仮名・漢字があり、
言い回しも色々なパターンがあって、結構難しいということで、
「公文式日本語」のカタカナから学習中です。
この場合設問は英語で書かれています。
勉強というものは子どものうちだけ、学生の期間だけではありません。
大人になってからも、必要に迫られたり、
やり残したものを完成させたり、また新しいことを研究したりと、
勉強しなければならないときはいつでもあります。
そんな時に、意欲と目標をもって立ち向かうために、
今、皆さんは勉強しているのです。
現役を退いて年を取ってからだって、
寝たきりや痴ほう症にならないためにも
勉強は必要なんですよ。
明けましておめでとうございます
- 投稿者:ゆき子 (2017-01-03 (火) 10:05:02)
「少年老い易く、学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず」
今年の目標はこれにしましょう。
時間は誰にでも平等にありますが、それをどのように使うかは
その人その人によって違います。
子どもの時代なんてあっという間ですよ、お父さん、お母さん。
過ぎてから後悔する前に、
自分の間の前にあることを確実に達成していく、
その力を子どもたちに付けるのは
親の役目でもあります。
微力ではありますが。少しでもお手伝いができればと思っております。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。