diary201811
11月の日誌
他の子に教える子
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-29 (木) 09:30:41)
昨日の横割教室。
初めて異分母の分数の足し算をやった3年生。
最初は大きい方の分母にそろえるところから。
ここは一応何とか理解したようだ。
例えば1/4+1/8=2/8+1/8=3/8
これはわかるらしい。
次に全く違う分母にする、
つまり2つの分母を掛け合わせて分母にするところ。
1/4+1/3=3/12+4/12=7/12
ここもそれぞれの分母をかけあえばいいから、
何とか理解はしたらしい。
次にそれぞれの分母の最小公倍数を分母にするところでつまづいた。
しかし、最小公倍数は求めることはできる。
6と9が分母の時、通分するには
最小公倍数の18でなくてはいけない。
54や36ではいけない。
ここで分子の数が出てこない。
分子が1なら何とかできるらしい。
しかし1以外の数だと、何をしたらいいのかわからない。
どう説明したらいいのか、どう言えばわかるのか
こちらは一時お手上げ状態。
すると採点待ちの4年生が二人、一生懸命説明してくれた。
一人は最近この異分母の足し算をやったばかり。
彼は新しいところに入って、すんなりできないと、
「死にたい。」などと脅しをかける、例の4年生。
しかし彼はできるようになると、
集中する力がすごい。
もう一人はすでにE・Fと終了し、G教材80番台を学習中。
字はお世辞にも綺麗とは言えないが、
訂正もほぼ自分一人でできる。
他の人をわかるように、できるようにするには、
自分がわかっていてもかなり難しい。
彼も案の定悪戦苦闘していたが、
どうやら何とか3年生が自力でできるようになるまで、
手を変え品を変え教えてくれた。
同じ立場の子が、ほかの子に教えることができる。
本当に素晴らしい。
甘えているのがありあり
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-28 (水) 13:57:20)
横割教室はピーク時刻が4時半過ぎ。
学校は中・低学年は3時半には終わっているはず。
なのに中低学年でも3時半頃来る子は少ない。
5年生のほとんどが5時近くに来るから、
それにくっついて来る低学年も5時過ぎになったりする。
その中でいつもは3時直後に来ていて、
ちょっと難しかったり、新しい所だったりすると
「死んでやる。」だの
「公文なんてやりたくなかったんだ。」
などとわめきたてる子が、たまたま5時近くに来て、
大変混雑していたのだが、
その中で文句も言わず、ささっとやって、
間違いもきちんと直して、さっと帰って行った。
やっぱりほかの子どもたちがいる中で
ぎゃあぎゃあとわめくのは格好が悪いとわかっていうのだろう。
なまじ、ほとんど1対1でやっていると、
甘えが出てぐちゃぐちゃと文句を言うのだ。
やっぱりだめだわ
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-26 (月) 20:55:41)
もう2回はオブジェを取れるようにしたかった。
1回取れれば、そのあとは1年に1教材進めば良いわけだから、
ほとんどは大丈夫なはずなのに、
4年生3月末でG終了は何とかなったけれど、
そのあとが全然進まない。
1回に5枚というのが無理なのだろうか?
1~2・3枚目までは何とか気力が保てるが、
3・4・5枚目と進むにつれていい加減になってくる。
数学H教材はかなり難しい。
特に41~80はその最たるものだ。
でもここを乗り切れなければ
先へ進んで絶対壁を乗り越えられない。
やっぱりG教材あたりまで戻ってやるしかないかなあ・・・・。
天才は努力で作られる
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-22 (木) 10:47:20)
長年公文の教室をやってきて思うことは
「天才は努力で作られる」ということ。
お医者さんのお子さんは、お医者さんになる場合が多いが、
その子たちが必ずしも普通の子と違って
ものすごく頭が良い、というわけではないように思う。
医者の子はやはり周りから「医者になったほうが良い」と言われる。
確かに環境が整っていることもあるだろう。
でも、その子たちはやっぱりかなり努力する。
プレッシャーもあるだろうから、大変なのはわかる。
でも、努力の量が違う。
一般の家庭のお子さんは、普通に勉強する。
医者になろうと決めているお子さんは、それ以上に勉強する。
質も量も大きく違う。
だから、ごく普通の子どもでも、できるようになる。
この辺でいいや、適当なところでいいや、と思ってる子は
その辺までしか伸びない、適当なところまでしか伸びない。
それは墨なのか、炭なのか
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-17 (土) 12:05:52)
国語B教材、ウサギの子「ましろ」がサンタクロースのおじいさんから
いったんはプレゼントをもらうが、
もう一つもらうために、自分で体に「すみ」をつけて
黒くして別のウサギの子になる、という話がある。
そこを学習中の2年生が
「『すみ』ってなに?」と聞くから
「え?すみを知らないの?」
スタッフともどもびっくり!
そこで炭の説明をしたが、
「バーベキューで使うでしょ?火をつけると燃えるやつ。」
と言ったり
「木を燃やすと、黒いかたまりが残るでしょ?あれが炭。」
炭をこすりつけると黒くなると大人は知ってる。
その時は「炭」とばっかり思いこんんでいたけれど、
作者の意図は「墨」だったかもしれない。
でも、その子は多分「炭」も「墨」も知らないのではなかろうか。
どちらか一つでも知っていれば、
「『すみ』って何?」と聞きはしないだろうから。
「炭」なのか、「墨」なのか、確認する必要がある。
体験学習始まります
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-16 (金) 09:03:51)
11月16日から体験学習が始まっています。
横割は19日(月)から、本市場は20日(火)からとなります。
英語の体験は貸し出せるEペンシルの本数の関係がありますので
早めに締め切りとなります。
幼稚園年長さんは、
2月の体験学習は風邪やインフルエンザにかかる方が多いので、
この11月が良い機会と思われます。
本市場教室は直接教室に来ていただいても対応できますが、
横割教室は教材を置いてありませんので、
おいでになる場合は事前にご連絡くださいますよう、
お願い申し上げます。
イヤイヤやってるのはすぐわかる
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-15 (木) 09:32:14)
親に言われて仕方なくやってるというのは、
決して身には着かない。
その時その時はわかった気になってるけど、
少し時間がたつと、忘れていることが多い。
学校でやったものでさえ、
「そんなのやってないよ。」と平気で言う。
一回やったことさえ絶対忘れなければ、
ホントはどんどん先に進めたい。
でも、4回も5回も、下手をすれば10回以上やらなければ
自分で、教わらずに、すらすらとできるようにはならないのが普通なのだ。
学習が終わってから
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-11 (日) 22:00:36)
学習が終わってからお迎えを待つ間、
教室の周りで
「鬼ごっこ」「かくれんぼ」「チャンバラ遊び」「スケボー遊び」
これらの遊びなどを行わないでください。
「お母さんは良いって言った。」
お母さんが良いとおっしゃても、指導者としては許可できません。
教室の周りで遊ぶことは、学習後の帰宅途中ということになります。
その時にケガをしたり、またはお友達にけがをさせたりすると
指導者の責任ということになります。
お迎え要請の電話をしたら、
お迎えが来るまで、教室内で本を読むなどして静かに待っていてください。
また、ご家族の方は、お迎え要請の電話をお子さんからもらったら、
できるだけ早くお迎えに来てくださるよう、お願いいたします。
できるだけすぐに乗せたいと
「教室の外で待ってなさい。」とおっしゃりたいとは思いますが、
「教室の中で、静かに待っていてね。」とおっしゃってください。
どうぞよろしくお願いいたします。
I教材まで終了した子は中学3年が過ぎてからわかる
- 投稿者:ゆき子 (2018-11-05 (月) 10:11:32)
高校に入ってからも時々寄ってくれる子がいる。
「高校に入ったら、1点の差に何人もいる。
1点落とすと順位ががくんと下がる。」
「I教材まで終わっていれば余裕をもってほかの分野や
他の科目に力を注げる。
だから少なくとも小学校のうちにI教材まで終わっておくことが肝心。」
それらを何度も何度も言って来たけれど、
やっぱり実際に自分がその立場になってみないと、
「馬の耳に念仏」ではないけれど、実感することはないんだなあ。
それでもやはり大人はそれを言い続けなければいけない。
実際にその年齢になったり、その立場になって初めて
「ああ、おとなの言った事は本当だったなあ。」
とわかってくれるだけでもいい。
文章題ができてないから、学校の成績が思ったように上がらないから
計算はできるようになったけれど
(いや、ホントはそれほどできるようにはなってない)
問題をじっくり読まないから、
最低でもI教材が終わってからそう言うなら納得できる。
I教材が終われるだけの力を蓄えた子は、
そういうものも乗り越えていく。
数学でも、国語でも、英語でも。