diary202403
3月の日誌
☆☆ 絶対 禁句 ☆☆
「こんなのができないの。」
「この程度できて当たり前。」
「このくらいでは、高校受からない。」
「これくらい、絶対覚えてなくてはいけない。」
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)は、
同じ年の時これくらいできた。」
いずれも子供を教える時には、絶対禁句だ。
子どもの前で口に出すことは、はなはだしくいけない。
自分が昔、成績が良かった良くできたおとなが、
軽々しく言いがちなことだ。
子どもなんて、元々不完全なものだ。
(おとなだってそうだけど)
その不完全なものをより完全に近く育てるためには、
今の状態を否定したらダメなのだ。
「だから、頑張ろうね。」
それを言外に置いていたとしても、
子どもはそこまでは考えが及ばない。
今の子どもは「なにくそ、頑張るぞ。」
なんて思わない。
ああ、そうか、駄目なんだ、じゃあや~めた、
となるだけだ。
それで良いんだよ、みんな不完全なんだから、
じゃあ一緒に頑張ってみようか、
そこまで言わなければいけないのだ。 -- ゆき子 2024-03-19 (火) 11:50:30